【DMT】デザインマネジメントを実践するプロジェクト〈第1回目〉

デザインマネジメントを実践するプロジェクト、第1回目ミーティングを開催

2019/04/09 DMtrial 第1回ミーティング開催

2月に募集をした「DMtrial」応募者の中から、3名の方を選抜させていただき、第1回目のミーティングを開催しました。

「DM trial」とは
当社では、クライアントへ提供するコンサルティング内容の充実、ノウハウの強化をはかるために、社内においてデザインマネジメントを実践するプログラム「DM trial(デザインマネジメント・トライアル)」を行います。
最終目的は、デザインマネジメントの考え方に基づいて、収益を生む事業を作り出し、運営・展開・拡大を目指すこと。単なる研修ではない本気で利益を生む活動を通して、ビジネスのリアルを知り、デザインマネジメントの効果的な応用の仕方を経験します。
幅広くアイデアを得るために、外部からも参加者を募り、世の中に求められる事業を作り上げていきます。
過去記事:【DMT】デザインマネジメントを実践するプロジェクトをスタートします

多様性のあるメンバー

参加者は、システム開発などを行いIT企業の代表、縫製業を営む2代目社長、鍼灸整骨院の院長の3名。当社からは代表とスタッフの2名で、合計5名です。属性の違うメンバーが集まりました。ブレークスルーできるアイデアを生み出すためには多様な属性のメンバーでチームを構成することが重要です。
私たちは普段、デザインの仕事を行っています。私もスタッフも同じような経験をしてきて、考え方も似ています。似たような考え方のチームでは失敗は少ないですが、イノベーションは起きにくくなります。

ハーバード・ビジネス・スクールの准教授が特許とメンバーの多様性を分析した研究があります。
Perfecting Cross-Pollination, Lee Fleming
https://hbr.org/2004/09/perfecting-cross-pollination

上記の図では、メンバーが多様であればあるほど生み出す価値の幅が広くなります。凡庸な価値の部分が多いですが、ブレイクスルーするアイデアは多様性が無いと生まれないこともこの図からわかります。

今回のメンバーは職業も年齢も多様です。(性別はみなさん男性ですが、当社スタッフで女性が1名です)これまでにない価値を生み出せるのではないかと期待しています。

当社の「why(ミッション)、how、what」の共有

参加者は外部の方ですが、このプロジェクトに参加している時間は当社の従業員となって参加してもらうために、当社のミッションの共有からスタートしました。

当社のミッションは「私たちと関わる人たちが 存在価値を感じられるようにすること」というものです。存在価値を言い換えれば「誰かの役に立っている」ということ。ここを起点になぜ私たちがデザインマネジメントを提供しているのか
を、サイモン・シネックのゴールデンサークルを用いて説明しました。(サイモン・シネックについて詳しくはこちらから TED「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」
当社の場合、ここから「自分がなんのためにこの仕事やっているのかがわかる」というhowを導き、その結果「デザインマネジメントを提供、実践する」というwhatへたどり着いています。

あらたな「how」の模索

今回、新規事業の立ち上げにあたり、今現在、当社で設定している「自分が何のためにこの仕事やっているのかがわかる」というhowとは違う、howを探すことからはじめました。つまり、どんなときに自分が存在している意味を感じられるかということです。1時間ほど考えを出し合ってみるといくつかの方向性が見えてきました。

  • 褒めてもらえる、感謝される、感動してもらう、などの「貢献系」
  • あなたでよかったと言われる、あなたでなければならない状態、などの「代わりがきかない系」
  • 大きな影響を与えることができる、などの「インフルエンサー系」
  • スーパーボランティア尾畑さん、イチロー選手のような「自己満足系」

以上の4つに大別できる意見が出ました。このうちの「貢献系」は、存在価値を感じるためのベースのようなもので、他の項目とも関連しているという意見も出ました。また、「自己満足系」の意見は、スーパーボランティアの尾畑さんや野球選手のイチローがそれにあたるのではという話になりました。しかし、そもそもこの二人のような人は、ボランティアや野球は自らを究めるために行っているのであって(結果的に世の中での存在価値はあるものの)自分の存在価値を見出すためにおこなっているのではない、という考えに至りました。

私たちはこの中から「代わりがきかない系」と新たなhowとして仮に設定し、そこから次のステップ「what」について考えました。

あらたな「how」から「what」を探る

「代えのきかない状態」になると「存在価値を感じられる」と仮定してwhatを探すために、またアイデアを出し合いました。代えのきかない状態にするためのアイデアです。

  • カリスマになる、信頼関係を築く、ファンになってもらうなど「カリスマ系」
  • スキルや立場などを掛け合わせることによって希少性(オンリーワン性)を高める「掛け合わせ系」
  • 経営者目線を身につける、普遍的な技術・知識を身につける、など「高度人材化系」

上記のようなアイデアが出てきました。

次回に向けて

今回は「what」の種になるアイデアを出したところで完了しました。次回はもっとwhatのアイデアを数多く出し、これまでにないサービスの開発につながる糸口を見つけられればと思っています。

文章:宮崎まさひろ

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